マイケル・ゲイリー・フォルテネービッチMichael Gary Foltynewicz, 1991年10月7日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州ホワイトサイド郡スターリング出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はフォルティFolty)。

経歴

プロ入りとアストロズ時代

2010年のMLBドラフト1巡目(全体19位)でヒューストン・アストロズから指名され、6月18日に契約。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズでプロデビュー。12試合に先発登板して0勝3敗、防御率4.03、39奪三振を記録した。

2011年はA級レキシントン・レジェンズでプレーし、26試合に先発登板して5勝11敗、防御率4.97、88奪三振を記録した。

2012年もA級レキシントンでプレーし、27試合に先発登板して14勝4敗、防御率3.14、125奪三振を記録した。8月30日にサウス・アトランティックリーグの最優秀投手とポストシーズン・オールスターに選ばれた。

2013年はまずA 級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、7試合(先発5試合)に登板して1勝0敗、防御率3.81、29奪三振を記録した。5月にAA級コーパスクリスティ・フックスへ昇格。23試合(先発16試合)に登板して5勝3敗3セーブ、防御率2.87、95奪三振を記録した。

2014年はAAA級オクラホマシティ・レッドホークスで開幕を迎え、21試合(先発18試合)に登板。7勝7敗、防御率5.08、102奪三振を記録した。8月1日にアストロズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、翌2日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。2点リードの8回表に登板し、0.2回を無安打無失点に抑え初ホールドを記録した。この年メジャーでは16試合に登板して0勝1敗、防御率5.30、14奪三振を記録した。

ブレーブス時代

2015年1月14日にエバン・ガティス、ジェームズ・ホイトとのトレードで、リオ・ルイーズ、アンドリュー・サーマンと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した。この年は先発の一角で投げ、18試合中15試合で先発登板した。しかし、86.2イニングで17本の本塁打を浴びて防御率5.71と炎上し、4勝6敗と負け越した。ただし、与四球率を下げて奪三振率を向上させるなど、一定の成長も見せた。

2016年は、先発ローテーションに定着し、22試合に先発登板した。キャリアハイの9勝5敗、防御率4.31、WHIP1.30・奪三振率8.1という成績を残し、成長の跡を残した。なお、低迷したチームにあって9勝はチームトップだった。

2017年も先発ローテーションの一人として29試合(先発28試合)に登板した。10勝13敗と初の二桁勝利を記録した一方、防御率4.79、WHIP1.48、与四球率3.4と投球内容は前年から落としてしまった。

2018年シーズン開幕前に、年俸調停の対象となった。結果として調停には破れ、年俸は220万ドルとなった。スプリングトレーニング中に主にセットポジションを修正して、昨年のシーズンに直面した問題の改善に努めた。6月1日のワシントン・ナショナルズ戦で、自身初の完投と完封を達成した。11奪三振で2被安打だった。シーズン開幕後から、17先発で6勝5敗で防御率2.37を記録し、オールスターに選出された。9月28日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で、2018年最後のブレーブスのシーズン戦の先発を務めた。5回を投げ、9人の打者から三振を奪い、2009年のハビアー・バスケス以来ブレーブスの投手としては、初めて1シーズン200奪三振を記録した。2018年のナショナルリーグディビジョンシリーズのロサンゼルス・ドジャース戦の第1戦で先発した。2回を投げ、5三振を奪ったが3四球で3安打に遭い、4失点で敗戦投手となった。第4戦でも先発し、4回を投げ、5三振を奪い4四球2安打で1失点だった。

2019年は年俸調停を行わず、ブレーブスと単年約547.5万ドルで合意した。2018年の著しい活躍から、2019年のシーズン開幕に向けてブレーブスのエースとして期待された。スプリングトレーニングでの1回の先発から、肘の違和感を覚えていた。3月の間に怪我の治癒にゆっくりと行われたが、好転することはなかった。肘の怪我のため、ブレーブスの開幕戦に登板することはできず、代わりにフリオ・テヘランが先発した。リハビリのため、傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズに降格し、第1戦に先発し5回をノーヒットに抑えた。4月27日のコロラド・ロッキーズ戦で、故障者リストから復帰して先発登板を果たした。11先発で、2勝5敗、防御率6.37と不振に陥り、AAA級グウィネットにオプションで降格した。8月6日のミネソタ・ツインズ戦を前に、ケビン・ゴーズマンの代わりに先発ローテーションに入った。6回まで投げ、12-7でブレーブスが勝利した。8月の復帰からレギュラーシーズン終了までに10先発し、防御率2.65だった。2019年のナショナルリーグディビジョンシリーズのセントルイス・カージナルス戦では2試合に先発し、第2戦目では7回を無失点に抑え勝利投手になったが、第5戦目では打者8人に対し被安打3・与四球3で1死しか取れず7失点でKOされ敗戦投手となった。

2020年シーズン前に、年俸調停はせずに単年約642.5万ドルでブレーブスと契約を結んだ。7月27日のタンパベイ・レイズ戦でシーズン初登板したが、先発し4回途中6失点と振るわなかった。そしてその試合後、ブレーブスからDFAとなり、30日にマイナー契約となった。オフの11月2日にFAとなった。

レンジャーズ時代

2021年2月10日にテキサス・レンジャーズと200万ドルの単年契約を結んだ。オプションとして最大50万ドルの出来高が含まれる。24試合に先発したが2勝12敗とふるわず、オフの10月9日にFAとなった。

投球スタイル

最速100.9mph(約162.4km/h)の速球に多彩な変化球を投げ分ける。

詳細情報

年度別投手成績

  • 2021年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

  • 2021年度シーズン終了時

記録

  • MLBオールスターゲーム選出:1回(2018年)

背番号

  • 48(2014年 - 2015年)
  • 26(2016年 - 2020年)
  • 20(2021年)

脚注

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 F

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Mike Foltynewicz stats MiLB.com (英語)
  • Mike Foltynewicz (@Folty25) - X(旧Twitter)
  • Mike Foltynewicz (@folty25) - Instagram



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