東西若手落語家コンペティション(とうざいわかてらくごかコンペティション)は、共同通信社が主催する落語コンクールである。通称「落語家コンペ」。
概要
2007年春、時代を次代を担う若手落語家の育成を目的に、共同通信社が主催、春風亭小朝らがつくる六人の会が協力して開始。対象はキャリア13年未満あるいは二つ目。
毎年4月より偶数月に東西の若手落語家5名を内幸町ホールに集め芸を競う。翌年2月に各大会の優勝者を集めた「グランドチャンピオン大会」を開催、年間チャンピオンを決める。審査は観客による投票で決める。グランドチャンピオンには賞金50万円。
「真のR-1」と呼ばれることもあるが、これは本家「R-1ぐらんぷり」(落語も含めたピン芸全般のコンテスト)の「R」が「落語」の頭文字から由来しているためである。
2009年まで開催された後に休止、2022年に公益財団法人公益推進協会(公推協)の助成を得て「公推協杯全国若手落語家選手権」(監修:古今亭志ん輔)として復活した。
歴代グランドチャンピオン
- 第1回(2007年度):立川志の吉
- 第2回(2008年度):桂よね吉
- 第3回(2009年度):古今亭駒次
大会結果
太字は優勝者・グランドチャンピオン、背景が金背景のものは上方噺家、演目の#は新作落語。
第1回 (2007年度)
- 第1回優勝 笑福亭たま
- 第2回優勝 立川志の吉
- 第3回優勝 三遊亭好二郎
- 第4回優勝 桂まん我
- 第5回優勝 桂かい枝
第2回 (2008年度)
- 第1回優勝 古今亭朝太
- 第2回優勝 桂よね吉
- 第3回優勝 三遊亭鳳志
- 第4回優勝 春風亭一之輔
- 第5回優勝 桂吉坊
第3回 (2009年度)
- 第1回優勝 古今亭駒次
- 第2回優勝 桂笑生
- 第3回優勝 桂吉の丞
- 第4回優勝 三遊亭きつつき
- 第5回優勝 笑福亭瓶成
外部リンク
- HP - ウェイバックマシン(2008年3月2日アーカイブ分)




