松波駅(まつなみえき)は、石川県鳳珠郡能登町松波にあったのと鉄道能登線の駅である。
概要
かつての急行停車駅であるが、2005年(平成17年)、能登線の廃止により廃駅となった。
なお、隣の恋路駅はその駅名が縁起がいいとされ、入場券や乗車券のニーズがある。しかし営業当時から無人駅であったので、入場券などの販売は当駅で代わりに行っている。
歴史
- 1963年(昭和38年)10月1日:日本国有鉄道(国鉄)能登線の駅として開業。開業当初は終着駅であった。
- 1964年(昭和39年)9月21日:蛸島駅まで延伸。中間駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継される。
- 1988年(昭和63年)3月25日:のと鉄道への転換により同社能登線の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日:能登線廃止に伴い廃駅。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、珠洲方面に側線1本を有していた。直営駅であり、コンクリート平屋建ての駅舎がある。
駅周辺
旧内浦町の中心地である。
バス路線
西日本JRバスの路線バス(奥能登本線)が同駅前に「松波駅前」バス停を設け、運行していた。2002年3月31日をもって同社が撤退したのち、北陸鉄道グループの子会社の奥能登観光開発(現在の北鉄奥能登バス)が奥能登本線の運行を引き継いだ。駅前のバス停はのと鉄道能登線の廃止の2005年4月以降は「松波城址公園口」と改称した。
上記とは別に、当駅と珠洲道路の駒渡ポケットパーク内の馬渡口(まわたりぐち)バス停に至る旧内浦町営バス(現・能登町営バス)も運行されている。
隣の駅
- のと鉄道
- 能登線
- 九里川尻駅 - 松波駅 - 恋路駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅




