吉川 経信(きっかわ つねのぶ)は、室町時代中期の武将。安芸国国人・吉川氏9代当主。戦国時代の武将として有名な吉川広家も、経信と名乗っていたこともあるが別人である。
生涯
応永23年(1416年)、父の隠居で家督を継ぐ。
永享13年/嘉吉元年(1441年)、嘉吉の変で将軍・足利義教を殺害した赤松満祐追討に参加して武功を挙げた。この功績により、幕府よりその功績を評価されて、安芸国内に加増され、地位も安芸国内における幕府の最大御家人として待遇されることとなった。
康正2年(1456年)に死去し、家督は子の之経が継いだ。
脚注
出典
参考文献
- 今井尭ほか編『日本史総覧』 3(中世 2)、児玉幸多・小西四郎・竹内理三監修、新人物往来社、1984年3月。ASIN B000J78OVQ。ISBN 4404012403。 NCID BN00172373。OCLC 11260668。全国書誌番号:84023599。
- 中国新聞社『歴史紀行 安芸吉川氏』新人物往来社、1988年6月。ISBN 4-404-01517-8。
- 光成準治 編『吉川広家』戎光祥出版〈シリーズ・織豊大名の研究 第四巻〉、2016年。ISBN 978-4-86403-215-5。




