ハゲトキ(学名:Geronticus calvus)は、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。 別名ズアカミドリトキ。
分布
南アフリカ東南部。
形態
体長約70cm。頸より下は緑紫いろの光沢のある黒色で、雨覆は紫色がかった光沢のある赤銅色である。 下頸に房状の飾羽がある。頭部と上顎は皮膚が裸出しており桃色に見える(これが和名の由来である)が、 頭頂部は赤い。
幼鳥は、成鳥に比べて体色に光沢が少なく、頭部に薄い灰色の毛が生えている。
生態
山地に生息する。通常、小さな群れで生活する。餌の採食時には湿地や草原、放牧地などに集まる。
昆虫類、カタツムリなどの軟体動物、両生類などを捕食する。
繁殖時は小さなコロニーを形成するが、単独で営巣することもある。雄が巣材を集め、雌が崖の割れ目に巣を作る。 1腹2-4個の卵を産み、抱卵期間は24-25日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約55日で飛べるようになる。
参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目 フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、90頁
![ハゲ 2020年09月02日の人物のボケ[84865916] ボケて(bokete)](https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/600/5b1284a4cd51d0a509032df6262c60a4_600.jpg)



