小森 哲也(こもり てつや、1967年9月9日 - )は、大阪府泉大津市出身の元プロ野球選手(内野手)。右投両打。
来歴・人物
小学3年の時にリトルリーグで野球を始める。上宮高では1年秋からレギュラー二塁手として活躍。1984年秋季近畿大会府予選準決勝に進むが、PL学園の桑田真澄に抑えられ敗退。翌1985年夏の甲子園府予選は5回戦で敗れ、甲子園には届かなかった。高校同期に捕手の西山秀二がいる。
1985年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名を受け入団。
1987年にウエスタン・リーグで14盗塁を記録する。
1988年に一軍初出場を果たす。
1989年には主に二塁手として33試合に先発出場。
1993年にウエスタン・リーグで37盗塁を記録し盗塁王になる。
1994年のシーズン終盤は二塁手として9試合に先発。同年のいわゆる「10.8決戦」では二番打者として出場し、最後の打者として桑田真澄から三振を喫した。
1996年には遊撃手として26試合に先発する。
1997年には出場機会がなく、同年限りで現役を引退。
引退直後の11月にプロ野球脱税事件に関与していた事が明らかになったが、脱税額が少ないため起訴猶予となり、直前に引退していたためプロ野球界からの処分も受けなかった。小森は事件の中心人物となる経営コンサルタントの男から選手を1人紹介するごとに200万円の謝礼を受け取ったとされるが、本人が球団を退団していたので真相は明らかにならなかった。
詳細情報
年度別打撃成績
記録
- 初出場・初先発出場:1988年9月9日、対広島東洋カープ戦(広島市民球場)、2番・遊撃手で先発出場
- 初安打:同上、長冨浩志から右前安打
- 初打点:1989年7月7日、対広島東洋カープ戦(広島市民球場)、6回表に白武佳久から右前適時打
背番号
- 48 (1986年 - 1997年)
脚注
関連項目
- 大阪府出身の人物一覧
- 中日ドラゴンズの選手一覧
外部リンク
- 個人年度別成績 小森哲也 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)




