1966年のオールスターゲームは、1966年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
概要
前年、日本選手権を制した読売ジャイアンツ(巨人)の川上哲治監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、リーグ2連覇を達成した南海ホークスの鶴岡一人監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率いた。
第1戦、両軍投手陣が踏ん張り5回まで0が並び、膠着状態が続いたが、全パは広瀬叔功(南海)の3ラン本塁打で先制した。その後も得点を重ねた全パが戦勝。第2戦、ドラフト1期生の堀内恒夫(全セ・巨人)、森安敏明(全パ・東映)が登場(第3戦には近鉄の鈴木啓示も全パ2番手として登板)。試合そのものは榎本喜八(東京)の2打席連続本塁打で全パが2連勝した。第3戦は古葉毅が5回に2ラン本塁打を打ち、全セが一矢報いた。
選出選手
- 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。
試合結果
第1戦
オーダー
第2戦
オーダー
第3戦
オーダー
テレビ・ラジオ中継
テレビ中継
- 第1戦:7月19日
- NHK総合 実況:岡田実 解説:小西得郎
- 日本テレビ 解説:青田昇 ゲスト解説:金田正一(巨人)
- 第2戦:7月20日
- よみうりテレビ≪日本テレビ系列≫ 解説:青田昇
- 朝日放送≪TBS系列≫ 解説:芥田武夫 ゲスト解説:森下整鎮(南海)、本屋敷錦吾(阪急)
- 第3戦:7月21日
- 広島テレビ≪フジテレビ系列≫ 解説:大下弘、白石勝巳 ゲスト:佐久間良子
- 広島テレビ製作協力・日本テレビ系列放送 実況:志生野温夫 解説:別当薫、青田昇、佐々木信也
- 広島テレビは1975年9月30日まで日本テレビ系列(NNN/NNS)とフジテレビ系列(FNN/FNS)のクロスネットだったため、この年と1970年の第3戦(7月21日)はHTVが2ライン向けの製作を行ったが、HTVではいずれもフジ系の中継を放送した。
ラジオ中継
- 第1戦:7月19日
- TBSラジオ(JRN) 解説:大和球士、土屋亨、沼沢康一郎、田宮謙次郎
- ニッポン放送(NRN) 解説:関根潤三 ゲスト:ロイ・ジェームス
- ラジオ関東(現・ラジオ日本)(独立系) 解説:宇野光雄
- 第2戦:7月20日
- NHKラジオ第1 解説:松木謙治郎
- TBSラジオ(JRN/朝日放送製作) 実況:中村鋭一 解説:笠原和夫
- ニッポン放送(NRN/毎日放送製作) 解説:大島信雄、永井正義
- ラジオ関東(独立系) 解説:金田正泰
- 第3戦:7月21日
- NHKラジオ第1 実況:鈴木文彌 解説:加藤進
- ニッポン放送(NRN/中国放送製作) 実況:桐原正文、解説:関根潤三、金山次郎
- TBSラジオ(JRN/中国放送製作裏送り) 実況:角井康、解説:笠原和夫、沼沢康一郎
- ラジオ関東(独立系/中国放送製作裏送り) 解説:津田一男、土屋五郎
- この試合で中国放送はラジオ中継番組3本を製作したが、地元の広島ではNRN系列番組が放送された。なお、周辺県では山口放送がNRN系列分を、山陰放送・山陽放送・四国放送がJRN系列向け裏送り分を放送。
脚注
関連項目
- 1966年の日本プロ野球
外部リンク
- NPB公式記録




