福地温泉(ふくじおんせん)は、岐阜県高山市(旧国飛騨国)奥飛騨温泉郷にある温泉。標高約1000メートル、山の静寂に包まれた秘湯。
泉質
- 単純泉
- 炭酸水素塩泉
温泉街
国道471号から奥に入った場所に温泉街が広がる。落ち着いた雰囲気が温泉街には漂う。
温泉街では朝市が開かれている。近くには奥飛騨クマ牧場なども存在する。
共同浴場は存在しないが、日帰り入浴施設ならびに宿泊者専用の外湯である「舎湯」(やどりゆ)がある。
温泉地は日本百名湯にも選ばれている。
歴史
平安時代には、村上天皇が湯治に訪れていたと言う入湯伝説が残る。その名残として「天皇泉」の名前が残る。平家の落人伝説や民話が数多く伝えられ、中でも、村上天皇の毒蛇退治に由来する獅子舞(へんべとり)は、高山市の無形民俗文化財に指定されている。
1968年(昭和43年)11月19日 - 奥飛騨温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定された。
2024年2月1日、福地温泉のPRのため「福地珊瑚」が温泉むすめに追加された。
アクセス
いずれも福地温泉または福地温泉口バス停下車。
- 高山濃飛バスセンター(高山駅)より濃飛バス平湯・新穂高線で約1時間10分。1時間に1本運行。
- 松本バスターミナル(松本駅)より濃飛バス・アルピコ交通 特急松本線で約1時間40分。※季節運行
関連項目
- 温泉、温泉街、外湯、温泉番付
- 日本の温泉地一覧
脚注
外部リンク
- 奥飛騨温泉郷観光協会
- 奥飛騨温泉情報
- 福地温泉観光協会



